医療保険制度で75歳以上の保険料上限、年50万円に

医療保険で厚生労働省は、8月6日に開いた都道府県担当者の会議で75歳以上の高齢者を対象に2008年度に創設する医療保険制度について、保険料の上限を年間50万円とすることを決めました。

新医療保険制度は、低所得者の負担額を軽減させたのが今回の特徴のようです。新医療保険制度を運営するのは、都道府県ごとに設立された広域連合で、2007年11月にも都道府県広域連合が具体的な保険料を決定することになっています。ですから都道府県ごとに保険料が変わってきます。

新医療保険制度の保険料の上限は、国民健康保険料の上限額である56万円などを勘案して決定されています。ただし、世帯単位で加入する国民健康保険に対し、個人単位の新医療保険制度では負担が増える高所得世帯がでてくることになります。